特番記録

特番を中心に、テレビ番組を記録するブログ

最近見た特番(6月16日〜29日)

6月24日 テレ朝

1ヶ月集めてみたミュージアム

世の中の気になるものを1ヶ月間かけて収集し、その裏側を掘り下げていく番組。

トンツカタン 森本「外国人観光客の「なぜそれ撮った?」写真展」

・おいでやす小田「名店なのに心配になっちゃう食品サンプル展」

・インディアンス「スマホの「これ何のメモ?」展」

何十年も店先で日光に照らされ続けたせいで、カッピカピに色落ちして、どう考えても美味しくなさそうな見た目になっている食品サンプルを集めた小田さんのコーナーが面白かった。そこに目をつけた企画は今まで見たことなかったし、実際に出しているメニューとの見た目が違いすぎてそれだけで笑っちゃう。

 

6月24日 フジ

ケーキのかわり

霜降り明星MCで、小池栄子がゲスト、小西真奈美が進行を務める、土曜のお昼に見たら思わず「ごきげん」なるようなVTRを流していく番組。

「ネプリーグのファイブボンバーをホワイトハッカーが止めようとしたらどうなるのか?」という検証では、ネプリーグのガチ収録中に、ホワイトハッカーがプログラムに入り込み爆弾の停止に挑戦ww 1問目は爆弾停止する前に、回答者たちが(ガチでやっているので)全問正解してしまい成功ならず。しかしプログラムには入り込むことができ、2問目の途中で爆弾の停止が成功する。現場では、技術スタッフたちが何事かと混乱する事態にw あっけなく"成功してしまった"のめちゃくちゃ面白いww

「工事現場でジャズセッション」という企画では、企画のくだらなさと結果のグダグダ感が相まって、特番一発目ならではの良さが見れたと思うw 「ワニと暮らす部族にワニワニパニックをやらせてみたら」という検証では、そのために海外まで行くスタッフのアグレッシブさが露見w しかし「アイドルとアイドルオタクの、どちらかがやめるまで終わらないライブ」では、スタッフの読みが甘かったせいで決着が付かなかったという結末が、振り幅あって面白かったw

 

6月16日 フジ

オケカゼ~桶屋が儲かったのはその風が吹いたからだ

あるちょっとした出来事がきっかけで大きな出来事につながるという意味の「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを元に、歴史上の出来事をアニメで紹介する番組。まったくおんなじことわざを元にした番組「風桶アカデミー」が、タイトルが変わって放送されるのかなと思ってたら、局も違うし全然別物らしい。あの番組面白かったからまたやってほしい。

この番組は、「首都高ができたのは、徳川家康がビビりだったからだ」「ハリー・ポッターが世界で大ヒットしたのは8歳の社長令嬢が溺愛されていたからだ」など、見るとへぇ〜と思える出来事がアニメで再現されていて、楽しく見れた。なにより、アニメのクオリティが単発の深夜特番レベルじゃなかったのが一番面白かったw

 

6月22日・29日 TBS

お笑いエスポルワール号

50組総勢100名の芸人を戦わせ、最後まで勝ち残る一組を決めるお笑いサバイバル特番。マスターS(バナナマン 設楽)、マスターK(麒麟 川島)、マスターヒデ(バカリズム)が審査員となり、勝ち進む芸人/脱落する芸人を判定して行く。

1stステージは、バラ撒かれたカードに書かれたお題を元にショートコントを披露し、基準点を超えなければ即脱落というシステム。この番組、出場芸人のチョイスが良い。テレビでも活躍している芸人、お笑い好きなら知ってる芸人、劇場で活躍している芸人、知名度まだまだな芸人のバランスが良い。見る前はとりあえず100人集めるために数合わせで色んな人呼んだんだろうなと思ってたけど、無名の芸人も目新しさとか奇抜さだけで選ばず、ちゃんとお笑い好きな人が選んだんだろうなって感じのチョイスだった。自分が好きな芸人が多かったからなんだけど。で、1stステージではサスペンダーズがイチ抜け。その後も実力者が続々クリアしていく。最低点で落ちたけど、ルール理解してなさそうなよぴぴ面白かったww やさしいズのショートネタ好きだったなw あと、ラスト一組のときにサラッと合格した令和ロマンもらしくてよかったw 蛙亭、そいつどいつなど、ネタを披露することなく退場していった組も何組かいたけど、サドンデス形式で何もしなければ(運要素も強いけど)勝ち残れない番組のコンセプト的に仕方ないし、ガチ感があってそれも良い。

2ndステージは勝ち抜いた組でユニットを結成し、即興コントを披露して観客を笑わせれば勝ち進めるコントバトル。観客は、小学生・高齢者・外国人・ラッパー・鬼ギャルと、ひと癖ある人たちの中から選ばなくてはならない。サスペンダーズ×怪奇!YesどんぐりRPGが、得意のギャグを生かしたコントで鬼ギャルを笑わせクリア。この観客の中だとラッパーが一番芸人の感覚に近いと考えたからか、ラッパーを選択する組が続くもなかなか合格者が出ず。そんな中きしたかの×トム・ブラウンが勢いと暴力を武器にクリアww ななまがり×いぬは外国人を、ザ・マミィ×東京ホテイソンは高齢者をそれぞれ選びクリア。一組目でクリアできたしよく笑ってくれてたので、高齢者が意外と狙い目だったのかな...? そしておそらく1番の難関だった小学生。セルライトスパ×ロングコートダディがかなりいいネタを披露するも0票で不合格。正直ラパルフェくらいしか合格できる組いないのでは? と思ってたら、読み通りラパルフェ×納言が小学生たちを大爆笑させて余裕のクリア。ここがこのルールの面白さだよな〜。TVerでは見れなかったネタも見れるので、ビスブラ×やさしいズのネタも確認したら、完全に外国人向けに作っていて、小学生が残った時点で詰んでたのも面白かったw

3rdステージは、先ほど一緒に戦った仲間とのタイマンバトル。ギャグで怪奇に勝利するサスペンダーズ、エピソード対決でただちょっと照れて勝ち抜いたザ・マミィなど、それぞれの対決で勝敗が決まり、最終ステージに進む5組が決定。

4thステージは、5組が順番にネタを披露し、1周するごとに1組の脱落者が決定。勝ち残った組だけでネタを披露し続け、最後まで脱落しなかった組が優勝となるデスマッチ形式のネタバトル。トム・ブラウン→ザ・マミィ→ななまがり→ラパルフェ→サスペンダーズの順でネタを披露することに。ここまで勝ち残ってきただけあって、1周目の10秒ネタバトルからレベル高いww 脱落した組は撃たれるという、処刑のされ方もここまでで一番気合が入ったものにw そして、最終勝ち残りはザ・マミィ! おめでとう! めちゃくちゃ面白かったー!

対決方法がどれも良かったし、未公開ネタはTVerで見れるというのもありがたい! ちゃんとしたルールと判定員がいる中で、芸人の地肩(ネタ)と即興力が見ることができる、自分の「こんな番組が見たかった!」を叶える特番。すごく良かったから、めちゃくちゃ長文で記録してしまった。またあったら絶対見たい!