特番記録

特番を中心に、テレビ番組を記録するブログ

最近見た特番(6月29日〜7月8日)

6月29日 フジ

30人の何者!?

街行く人に「クイズを出してください」とお願いして、その出してもらったクイズにスタジオ出演者が答えていく番組。(確か)600人くらいにインタビューを行っていて、その内の選りすぐり30人分の映像が放送された。

クイズ出題後は、そんなクイズを出した人は何をやってる人なのか…?と、その人がどういう人なのかも深掘り。自分の職業に関する知識を問題にする人や、自分の趣味に関する問題を出す人など、30人それぞれバラバラのクイズを楽しめる。自分だったらどんなクイズを出すか...と考えながら見たり、普通のクイズ番組に飽きてしまった人にはおすすめの番組かもしれない。

 

こっから下は、だいぶ前に見て感想を書くのを放置していたので、あんまり覚えていない…。どれも面白かったのは覚えてるけど。

7月2日 日テレ

トークで落とせ!大悟の芸人領収書

ウエストランド 井口、マテンロウ アントニー、ランジャタイ 国崎、オズワルド 伊藤、ベッキーが、実際に自分が払った領収書にまつわるエピソードを披露し、それが千鳥 大悟に気に入られれば全額払ってもらえるという番組。井口さんの、吉本の配信売れてる若手はめちゃめちゃ稼いでいる、だけどさすらいラビーは吉本じゃないので全然稼げていないという話や、アントニーあいみょんもいる飲み会で大悟さんがマリーゴールド歌ってたって話など、どれも面白かった気がする(うろ覚え)。

 

7月1日 テレ朝

ストリートBET

街中でリスク以外何もないゲームに挑む番組で、出演者はザ・マミィ 酒井、モグライダー 芝、相席スタート 山添など、ギャンブル好きな芸人たち。

「声かけられないオーラBET」という、変装一切なしの状態で人通りの多い駅前に突っ立ち、10分間声をかけられないようにする企画が一番面白かった。芝さんの、森進一の顔真似をし続けて声かけを防ぐ作戦でめちゃめちゃ笑った。

 

7月8日 テレ朝

バカリズムと欲望喫茶

普段叶えられないような欲望を叶えてもらえる喫茶店で、出演者たちがさまざまなセットを楽しむ番組。ある単語を自分以外の全員が知らない体で聞いてくれる「自分だけ知ってるセット」、電話を好きなタイミングでガチャ切りできる「ガチャ切りテレフォンセット」、自分が祝ってほしいことを指定したケーキを持ってきてもらえる「セルフサプライズケーキセット」、テレビで話すような内容じゃない話を話してもいい「話すほどでもない話セット」。

全員に知らない反応を取ってもらえて優越感を味わえる「自分だけが知ってるセット」は、いいところを突いた企画で良かった。まだまだキングオブコントのことを褒めてもらいたいロバート 秋山さんとアルピー 平子さんのマウント合戦も面白かった。

 

2023年冬ドラマの記録

2023年1月〜3月期に見たドラマの記録。せっかくいっぱい見ているので、ここに記録していこうと思う。そんなにハマってないのにだらだらと見続けてるものは、あんまりちゃんと見れてないことが多いので、特筆したいことがあるものだけ感想も書いていこうと思う。

 

・星降る夜に

吉高由里子北村匠海という演技力盤石な2人に、『家売るオンナ』『大恋愛』などのハズレなし脚本家・大石静、見る前から期待大だったテレ朝のドラマ。産婦人科医の鈴と、遺品整理士として働き聾者である一星、10歳差の恋愛と、命の始まりと終わりに接する仕事に就く中で2人が出逢う人たちとのヒューマンドラマを描く。

吉高&北村と聞いていたので、ディーン様が3番手で出てきた時は驚いた。あと後半で出てくるムロツヨシの配役もうまい。そしてその2人…出産で妻と子を亡くし医師を目指した深夜先生(ディーン)と、出産で妻を亡くしその手術を担当した鈴を訴えて付き纏っている伴(ムロツヨシ)の対比が終盤のストーリーの要になっていくんだけど、2人の苦悩とそこからどう進むか決めていく様がめちゃくちゃ良く描かれている。安易な感想になるけど、泣けた。

恋愛の描写では鈴と一星がとにかくラブラブイチャイチャしていて、でもそれが全然嫌じゃないw 恋愛ストーリーでよくある遠回りだとかすれ違いとかがほぼない、真っ直ぐに気持ちをぶつけ合う2人の話なのでひたすら微笑ましく見れる。個人的に特に好きだったのが、鈴が「一星といると私、よく笑うな」と手話で伝えるシーン。これ、シンプルだけどめちゃくちゃ可愛くて最高なセリフじゃない???

 

・夕暮れに、手をつなぐ

広瀬すずの演技力の高さを再確認させてくれるドラマだった。

言わずもがなイケメン、優男、音楽をやっている、そんなモテ要素しかない永瀬廉が、残念系として扱われるドラマあるあるの違和感ある世界でも、ドラマチックな出逢いから始まり、2人がお互いに刺激し合いながら夢を追っていくストーリーは毎話見応えがあった。最終話付近でベタにすれ違ってたのが、個人的にはマイナス要素だったけど。

とにかく綺麗な映像をお届けしようという心意気と、その雰囲気に合った主題歌もよかった。

 

・大奥

 

・リバーサルオーケストラ

日テレ水10は、本当にザ・日テレ水10なドラマを作るのがうまいよなあ(褒めてる)。ハマらない時もあるけど、明るくてサッパリしたものが多いこの枠のドラマは、自分は結構好きになることが多い。

リバーサルオーケストラもそんなザ・日テレ水10な、とにかく"見やすい"ドラマだった。元天才バイオリニストと天才指揮者が町のオーケストラの振興を懸けて、仲間たちと絆を深めながら成長していくというわかりやすいストーリー。プラス、ちょうど良い具合に恋愛要素もあり。めちゃくちゃ見やすい。

特筆したいのが、中盤で蒼くんが初音に告ったシーンのセリフ。「告白やったことない」「告白ってどう言えばいいの?」みたいな告白初心者がぜひ参考にするべき、相手への気遣いと誠意が行き届いた告白だった。↓

「初音さん今まで俺のこと1ミリもそういう目で見たことないと思うんで! 時間かけてもらっていいんで、少しずつでもまずはそういう目で見てもらって、その上で、その、ご検討いただけましたら…」

もちろん自信があればもっと強気に出ていいんだろうけど、そもそもそういう感じじゃないという相手に告るには、これくらい「自分の気持ちを理解してもらう」「その上で真剣に考えてもらいたい意志を伝える」という丁寧な告白が、ものすごく素敵に思えた。(告白評論家?)

ラストの門脇麦×田中圭も良かったよ!

 

・忍者に結婚は難しい

 

・しょうもない僕らの恋愛論

主人公に対して25年片思いを続けている絵里という、聞いたことないレベルで拗らせている幼馴染の女性が個人的には気になりすぎていたけど、メインのストーリーは、主人公が初恋相手だった女性の娘と出逢って交流を深めていくという内容。主人公は40代、その娘は女子高校生なので、終始ちょっとヒヤヒヤしながら見ていた。

絵里に対しての誠意が足りない部分や、仕事の中でたびたび哀愁を感じてしまう場面が、眞島さん演じる主人公の雰囲気にぴったりだった。中田青渚さんの、やりたいことや興味のあることにぐんぐん進んでいく活発な女子高校生役も上手くて良かった。

最終的に何を目指すかみたいな明確なゴールはないけど、丁寧な作りで最後まで見飽きないドラマだった。

 

・100万回言えばよかった

自分は一つの事件を10話かけて追っていく系のドラマが苦手なので(手がかりとか重要人物とか出てきても忘れちゃう。一話完結ものがベスト)、ミステリーとしては進みが遅くてあんまり好みじゃなかったけど、ファンタジー×恋愛を描いた作品としては良かった。最終話手前の超展開でも普通に泣いてた。

主題歌も冬ドラマでは一番好きだった。

youtu.be

 

・6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱

 

・ブラッシュアップライフ

1話を見た時点で一番面白かった。最終話まで見てもやっぱり一番面白かった。

テレビ大好き人間なので、2週目のドラマスタッフになった人生が見てて一番楽しかった。エンドロールの出演者クレジット順番の話とか、よだれが出る情報なんだけど。

あと忘れられない好きなシーンが、玲奈ちゃんがカラオケに呼び出されて、恋人が既婚者だと知らされ即電話をかけるところ。黒木華さんの冷静にブチギレる演技が何度見ても最高。

 

・ワタシってサバサバしてるから

誰もがバナー広告で見たことあるけど誰もちゃんと原作を読んだことがないでおなじみ同タイトルの漫画を、丸山礼さん主演でNHKがドラマ化。「ワタシってサバサバしてるから」を免罪符のように振りかざし、非常識な行いで周りを巻き込んでいくダークヒロイン網浜奈美の生活を追ったコメディ?ドラマ。アドリブの多さもこの作品ならでは。椅子が急に下がってそのまま続けるシーンとかめちゃくちゃ笑ったww

原作を読んでないので憶測だけど、ドラマオリジナルで最後はいい感じに終わらせようとしてた?w 網浜さんはいい奴では決してないけど、自分の芯がしっかりしている人として最終的に見てる人を納得させようとしようとしてなかった?ww それでか知らんけど、以下のような名言ともとれるセリフが網浜さんから続出していたので記録しておく。

「世間に自分を合わせようとするんじゃなくて、自分のままでいられる場所を探すの。私のことを好きだって言う奴がいたら言ってやりたいよ。他人を好きになるより、自分を好きになりなって」

「相手を好きかどうかなんて関係ない。大切なのはその人を好きな自分を好きかどうか。とにかく何にしても自分が好きな自分を生きる。自分ファースト」

なんかかっこよく感じちゃうんだよなw

 

・超人間要塞ヒロシ戦記

餃子屋でアルバイトをしながら生活をしているごく普通の青年ヒロシ。実は、体内に6000万人が暮らすスカベリア姫国が備わった人間要塞だった! という、突飛な設定の中で真面目に生きる人たちの様を面白おかしく描いたNHKの夜ドラ。

山之内すずちゃん演じるしずかが、相手の気持ちを考えるよりも先に行動しちゃう押せ押せ系女子で、普通の恋愛ドラマだったら応援できないタイプの女の子だったけど、普通とはかけ離れたラブコメだったので、むしろこのくらいの性格の方がいろんな展開楽しめるな、と妙にしっくりきてた。

 

「星降る夜に」「ブラッシュアップライフ」が冬ドラマ個人的ベスト。
主題歌は「リンジュー・ラブ」、あとワタサバの「サバサバサンバ」のマッチ度合いも最高だった。

 

最近見た特番(6月16日〜29日)

6月24日 テレ朝

1ヶ月集めてみたミュージアム

世の中の気になるものを1ヶ月間かけて収集し、その裏側を掘り下げていく番組。

トンツカタン 森本「外国人観光客の「なぜそれ撮った?」写真展」

・おいでやす小田「名店なのに心配になっちゃう食品サンプル展」

・インディアンス「スマホの「これ何のメモ?」展」

何十年も店先で日光に照らされ続けたせいで、カッピカピに色落ちして、どう考えても美味しくなさそうな見た目になっている食品サンプルを集めた小田さんのコーナーが面白かった。そこに目をつけた企画は今まで見たことなかったし、実際に出しているメニューとの見た目が違いすぎてそれだけで笑っちゃう。

 

6月24日 フジ

ケーキのかわり

霜降り明星MCで、小池栄子がゲスト、小西真奈美が進行を務める、土曜のお昼に見たら思わず「ごきげん」なるようなVTRを流していく番組。

「ネプリーグのファイブボンバーをホワイトハッカーが止めようとしたらどうなるのか?」という検証では、ネプリーグのガチ収録中に、ホワイトハッカーがプログラムに入り込み爆弾の停止に挑戦ww 1問目は爆弾停止する前に、回答者たちが(ガチでやっているので)全問正解してしまい成功ならず。しかしプログラムには入り込むことができ、2問目の途中で爆弾の停止が成功する。現場では、技術スタッフたちが何事かと混乱する事態にw あっけなく"成功してしまった"のめちゃくちゃ面白いww

「工事現場でジャズセッション」という企画では、企画のくだらなさと結果のグダグダ感が相まって、特番一発目ならではの良さが見れたと思うw 「ワニと暮らす部族にワニワニパニックをやらせてみたら」という検証では、そのために海外まで行くスタッフのアグレッシブさが露見w しかし「アイドルとアイドルオタクの、どちらかがやめるまで終わらないライブ」では、スタッフの読みが甘かったせいで決着が付かなかったという結末が、振り幅あって面白かったw

 

6月16日 フジ

オケカゼ~桶屋が儲かったのはその風が吹いたからだ

あるちょっとした出来事がきっかけで大きな出来事につながるという意味の「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを元に、歴史上の出来事をアニメで紹介する番組。まったくおんなじことわざを元にした番組「風桶アカデミー」が、タイトルが変わって放送されるのかなと思ってたら、局も違うし全然別物らしい。あの番組面白かったからまたやってほしい。

この番組は、「首都高ができたのは、徳川家康がビビりだったからだ」「ハリー・ポッターが世界で大ヒットしたのは8歳の社長令嬢が溺愛されていたからだ」など、見るとへぇ〜と思える出来事がアニメで再現されていて、楽しく見れた。なにより、アニメのクオリティが単発の深夜特番レベルじゃなかったのが一番面白かったw

 

6月22日・29日 TBS

お笑いエスポルワール号

50組総勢100名の芸人を戦わせ、最後まで勝ち残る一組を決めるお笑いサバイバル特番。マスターS(バナナマン 設楽)、マスターK(麒麟 川島)、マスターヒデ(バカリズム)が審査員となり、勝ち進む芸人/脱落する芸人を判定して行く。

1stステージは、バラ撒かれたカードに書かれたお題を元にショートコントを披露し、基準点を超えなければ即脱落というシステム。この番組、出場芸人のチョイスが良い。テレビでも活躍している芸人、お笑い好きなら知ってる芸人、劇場で活躍している芸人、知名度まだまだな芸人のバランスが良い。見る前はとりあえず100人集めるために数合わせで色んな人呼んだんだろうなと思ってたけど、無名の芸人も目新しさとか奇抜さだけで選ばず、ちゃんとお笑い好きな人が選んだんだろうなって感じのチョイスだった。自分が好きな芸人が多かったからなんだけど。で、1stステージではサスペンダーズがイチ抜け。その後も実力者が続々クリアしていく。最低点で落ちたけど、ルール理解してなさそうなよぴぴ面白かったww やさしいズのショートネタ好きだったなw あと、ラスト一組のときにサラッと合格した令和ロマンもらしくてよかったw 蛙亭、そいつどいつなど、ネタを披露することなく退場していった組も何組かいたけど、サドンデス形式で何もしなければ(運要素も強いけど)勝ち残れない番組のコンセプト的に仕方ないし、ガチ感があってそれも良い。

2ndステージは勝ち抜いた組でユニットを結成し、即興コントを披露して観客を笑わせれば勝ち進めるコントバトル。観客は、小学生・高齢者・外国人・ラッパー・鬼ギャルと、ひと癖ある人たちの中から選ばなくてはならない。サスペンダーズ×怪奇!YesどんぐりRPGが、得意のギャグを生かしたコントで鬼ギャルを笑わせクリア。この観客の中だとラッパーが一番芸人の感覚に近いと考えたからか、ラッパーを選択する組が続くもなかなか合格者が出ず。そんな中きしたかの×トム・ブラウンが勢いと暴力を武器にクリアww ななまがり×いぬは外国人を、ザ・マミィ×東京ホテイソンは高齢者をそれぞれ選びクリア。一組目でクリアできたしよく笑ってくれてたので、高齢者が意外と狙い目だったのかな...? そしておそらく1番の難関だった小学生。セルライトスパ×ロングコートダディがかなりいいネタを披露するも0票で不合格。正直ラパルフェくらいしか合格できる組いないのでは? と思ってたら、読み通りラパルフェ×納言が小学生たちを大爆笑させて余裕のクリア。ここがこのルールの面白さだよな〜。TVerでは見れなかったネタも見れるので、ビスブラ×やさしいズのネタも確認したら、完全に外国人向けに作っていて、小学生が残った時点で詰んでたのも面白かったw

3rdステージは、先ほど一緒に戦った仲間とのタイマンバトル。ギャグで怪奇に勝利するサスペンダーズ、エピソード対決でただちょっと照れて勝ち抜いたザ・マミィなど、それぞれの対決で勝敗が決まり、最終ステージに進む5組が決定。

4thステージは、5組が順番にネタを披露し、1周するごとに1組の脱落者が決定。勝ち残った組だけでネタを披露し続け、最後まで脱落しなかった組が優勝となるデスマッチ形式のネタバトル。トム・ブラウン→ザ・マミィ→ななまがり→ラパルフェ→サスペンダーズの順でネタを披露することに。ここまで勝ち残ってきただけあって、1周目の10秒ネタバトルからレベル高いww 脱落した組は撃たれるという、処刑のされ方もここまでで一番気合が入ったものにw そして、最終勝ち残りはザ・マミィ! おめでとう! めちゃくちゃ面白かったー!

対決方法がどれも良かったし、未公開ネタはTVerで見れるというのもありがたい! ちゃんとしたルールと判定員がいる中で、芸人の地肩(ネタ)と即興力が見ることができる、自分の「こんな番組が見たかった!」を叶える特番。すごく良かったから、めちゃくちゃ長文で記録してしまった。またあったら絶対見たい!

 

最近見た特番(3月21日〜31日)

3月27〜30日 フジ

心霊内科医 稲生知性

シソンヌじろう主演で、心療内科を掲げるが、診察を受けにやってくるのはなぜか"心霊"が取り憑いていて身体の不調を訴える患者ばかり……という診療所を舞台としたホラー風味のドラマ。じろうさんが演じるのは、霊が"視える"心療内科医の稲生知性(いなおちせい)という男で、患者に取り憑いた霊と話し、取り憑いた原因となった出来事の真相を暴いていく。

霊が取り憑いている原因は、基本的にその取り憑き先の人に殺されたからという理由なんだけど、その人が嘘をついていたり、霊の方も嘘をついていたりで事件の真相が上手く見えず、探偵のような調査もしながら徐々に嘘を見破っていくので、ホラーだけじゃなくミステリー要素も入っていた。3話や最終話では視聴者も騙す仕掛けもあって、こだわりが感じられて好きだった。登場人物の関係性も連ドラみたいな(連ドラだけど)設定で面白かったし、じろうさんに温度感低めの主人公の役が合ってて良かった。

 

3月29〜31日 フジ

田中圭の俳優ホン打ち

ドラマの制作過程で監督や脚本家、プロデューサーがドラマの細かい内容を決めていく作業「本打ち」を、田中圭とゲスト俳優が共同で行い、たった45分で決めた内容をそのままドラマとして1発撮りで演じるという番組。3夜連続で放送され、各話ゲストは林遣都松本まりか千葉雄大。本打ちを見守るゲストとしてバカリズムも参加。

松本まりかさんゲストの、互いに惚れた理由が薄いのを口にせず、ちゃんと緊張感のある恋愛ドラマみたいに作っていた回が面白かった。

 

3月21日 NHK

劇団90001

劇団ひとり×ダウ90000によるコント番組で、「マスク」「手料理」「出会い方と別れ方」の3本。時事や社会的なネタをテーマとしたもので、切り取り方が面白かった。

3つ目はシンプルに芝居が上手いひとりさんの良さを活かしたコントで、前半はドラマくらい引き込まれて見れた。ダウだけだとできないネタなので、最後に蓮見さんが言ってたみたいな、スカパラの型でまたやってるのを見たいな〜。

 

3月30日 NHK

忘恋剤

5年間付き合って別れた彼との思い出をなかなか振り切れない主人公は、恋人との思い出を忘れられる「忘恋剤」という薬を手に入れて服用を試してみるが……というファンタジー要素のある恋愛ドラマ。

薬は棒型のお菓子のような形状で、元恋人とポッキーゲームのようにしながら服用する必要があり、副作用として服用中は消そうとしている思い出が呼び起こされる。1本食べるごとに直近半年の思い出から徐々になくなっていき、記憶には出会った頃の楽しい思い出だけが残っていく。そこでまたやり直したいと彼に言われるが、別れた理由からそれはやっぱりできないことで…。最終的には別の薬で消した記憶を取り戻して、「出逢えて良かった」と伝えて別れる爽やかなラスト。恋愛の「別れ」を綺麗に描くドラマって割と少ない気がする(最終的にくっつくか、後腐れあるかのイメージ)。実際にはこんないい感じに別れられないと思うけど、創作物の中だけでもこういう綺麗な別れを描く作品がもっとあってもいいな。

 

カワシマの穴(第2弾)・090-電話番号-持ち主は有名人

2023年4月2日 日テレ

カワシマの穴

昨年12月に放送された同タイトル番組の、第2弾。前回同様、人の顔の上に偽の画像を被せるディープフェイク技術を駆使して、実際は行っていないはずの密着ロケ映像を見るという番組構成で、今回はフットボールアワー後藤さんがそのターゲット(ゲスト)となる。

のんちゃん繋がり(アレク)、「たとえ」繋がり(彦摩呂)で後藤さんに寄せたVTRの後は、なぜか後藤さんがアーティストとして世界デビューするという流れにw 本格的なボイストレーナーと見たことない審査員も出てきて、ノンフィクションドラマのような展開から、まさかのディープフェイク川島(JP)も登場。2人でSMILE NINJAとしてデビューを目指し、ぶつかりながらも高め合っていく映像が流れる、ずっと謎の展開w

この、顔を被せた映像の面白さだけじゃなく、ドラマ的な構成と、途中から川島さんも参戦するという熱い(?)展開、その他にも、食べ物を口に運ぶところのバグ的な映像が流れたり、川島さんだけなぜが顔が雑だったりと、細かいところも楽しめて、第2弾もめちゃくちゃ面白かった!

 

4月1日 テレ東

090-電話番号-持ち主は有名人

街に芸能人の携帯電話へ繋がる番号を書いた貼り紙を出して、電話をかけてきた人と出演者が実際に喋ったり、会いに行ったりする番組。

一般人と絡むあのちゃんのヅカヅカいく感じが面白かったり、個人的に一番好きだったのは、ホリケンに掛けてきて、「歌うのが好きなので聞いてほしい」と言ってオペラを歌い出した少年のところ。最高だった。

 

最近見た特番(3月17日〜28日)

3月17日 メ〜テレ

秋山歌謡祭

メ〜テレ60周年を記念して制作された、ロバート秋山さんがさまざまなテーマで曲を制作し披露する特番。

初っ端から夫婦愛をテーマにした曲『SAY KOU SHOW』で、ゆってぃ夫妻の交際と性交渉の順序を明確にさせるという地上波とは思えない攻めの姿勢ww 16組の芸能人夫婦に断られたそうで、その中でOKを出したゆってぃ夫妻もかっこいいw

続いて制作した曲は、地元企業のPRCM。ちょっと昔のローカルCMあるあるを詰め込むという秋山さんが得意そうなやつで、どれもクオリテイ高かったw その後はSKE48に名古屋出身がほとんどいない問題を取り上げた『名古屋でいさせて』、市民の願望を集めて曲にした『願い〜名古屋の夢をのせて〜』を披露。割とすぐ叶えられそうな願いがちょこちょこあったりと面白かった。秋山さんのカロリーが半端なさそうで、それも含めて良い番組。

 

3月18日 フジ

ギャクサイセイ

実際に起きた事件の再現ドラマを逆再生で流し、隠された真相を推理するという、かなり変わった企画。ゲストは山村紅葉伊集院光、大友花恋で、推理するのが得意そうな人たちを揃えている。

番組名通りドラマが完全に「逆再生」されて、セリフも聞き取れないし、起こっていることを全て逆の順序で考えないといけなくて、最初はめちゃくちゃ難易度高く感じたけど、2回目以降はセリフ表示やヒント映像があって意外とわかりやすくなっていた。仕組みの難易度が高いからか、中身の方は割とすぐに想像できるようなものにしているっぽくて、推理するというより、映ったまんまという感じだった。

 

3月28日 日テレ

バナナキマイラ

入社3年目以下の若手Dが考案した番組を、3つまとめて放送するオムニバス特番。

「ニッポンキセカエ話」という企画はTVerになかったので、芸人のネタを映画監督が映画風に撮影した「変な日」、令和ならではの題材を集めた怖い話「レイワのホラーナイト」を見た。

「変な日」は、近年コントだけじゃなく演劇の脚本もやってるやさしいズ タイさんが脚本を担当。スクールゾーン、蛙亭、ダウ90000がドラマの途中途中、自然な流れでネタを披露していて、どれも面白かった。個人的に最近ダウ90000のネタがツボ過ぎて、今回のもめちゃくちゃ良かった。YouTubeに上がってた「今更」とかも面白過ぎて何回か見たし、若者たちの自然な会話のノリと共感できるシチュエーションがツボなんだと思う。逸れたけど、番組自体も映像が綺麗だしカット割りとかも見やすくて、アリだな〜と思った。あとタイさんのまとめ方がやっぱ上手い!

「レイワのホラーナイト」は、マッチングアプリ、お掃除ロボット、位置共有アプリなど、一昔前にはなかったものを題材にした怖い話を集めた番組。齋藤なぎささんの完璧すぎる悲鳴と、錦鯉の立ち位置も良かった。

 

3月28日 カンテレ

人間性カジノ アリベガス

芸人たちに人間性を試すドッキリを仕掛けて、まっとうな行動を取るのか、人としてあり得ない行動を取ってしまうのかをスタジオゲストが予想してコインをBETし、最終的に一番コインが少ない人が人として隠しておきたい秘密をバラされるという番組。

1つ目は家電紹介番組で、ロケ終了後に社長からなんでも好きなものを持って帰っていいよと言われて、タダでどれだけの商品を持ち帰るのか、コンビの合計金額を競う家電お持ち帰り強欲レース。なすなかにしタイムマシーン3号がそれぞれ100万超え、200万超えの商品類を持ち帰り、三四郎はそれを超えるのかをゲストが予想。結果は相田さんが今そんなに欲しいものないからと1000円台の液晶カバーのみ、小宮さんが店で一番高いテレビと、親や芸人仲間へ送る用の商品も選んで総額300万円越えww 強欲な芸人たちに、スタジオからは「もう犯罪だろw」の声もw

ギャラとは別にお車代を渡されたら受け取るかという検証では、宮下草薙 草薙さんがどうしても車代をあげたい社長と10回以上ラリーをしながら最後はドアの向こうに押し込んでまで断るという根性ある断り方を見せるw ただ理由は、封筒の厚みからリスクを冒してまで受け取るものじゃないなと思ったとのことw

合コンで後輩が好意を寄せている美女から言い寄られたら断るのかという検証では、シュウペイさんもみちおさんも断るという結果に。単純だけど、「お〜断るんだ」と感心してしまったw あとテンションも声も低い普段のシュウペイさんがスタジオから「なんか嫌だな」って言われてるのも面白かった。

もらった雑誌に1万円札が挟まっていたら何も言わずに盗ってしまうのかという、盗ってしまったらもう"犯罪"な検証では、酒井、岡野、ともしげ というクズ芸人と呼ばれる人たちがお金を返す中、クロちゃんは黙ってパクり、他のメンバーとのレベルの違いを見せつけるw 「努力は絶対にしない」「人のピンチは自分のチャンス」「人に優しく、自分にはもっと優しく」「全て人のせい」初めて聞いたけどクロちゃんのモットーすごいw

どれもゲスい検証だけど、めちゃめちゃ面白かった。お金に関する検証では、もっと売れてない芸人だとどうなるかも見てみたいなーと思った。

 

嘘。・意味ドラ

2022年12月29日・2023年1月5日 読売テレビ

嘘。-欺きファイトクラブ-

挑戦者が嘘の答えを考えたクイズを出題し、より多くの観客に嘘の解答を信じさせた人が勝ち上がれるという番組内容。観客は本当だと思う方を選んで、嘘だった方を選んだ人の数だけ出題者のポイントになるので、点数方式がだい〜ぶややこしいw

最初どんな番組か分からず見始めた時は、思ったより普通のクイズ番組で出るようなクイズがお題として出題されていたので、あ、こんな感じか〜って思ってたけど、出題者が3/4個の私物をもとにエピソードトークを披露する問題の時は、即興力が試されて見応えがあった。普通に楽しい特番だった。

 

1月4日 テレ朝

芸能人が考えた意味がわかると〇〇ドラマ

最近流行りの「考察ドラマ」を芸能人が実際に考え、前・中・後編に分けてしっかりとドラマとして放送、そしてその結末の考察も楽しむドラマ考察バラエティ。ストーリーを考えたのは、アルコ&ピース平子と山崎怜奈(元乃木坂46)。平子さんのは早い段階で結末に近いものが予想されていたw 劇団ひとりさんも言ってたけど、悪そうな人が実はいい人っていう、平子さんが好きそうな感じの展開w

山崎さんのは、ベタな恋愛ドラマ展開と見せかけて急な死が入ってきたり、叙述トリック的な仕掛けがあったりと、考察ドラマ向きだったと思う。服装や筆跡など、細かい伏線があったのも良い。吉住さんの当たり屋説、ちょっと当たってて欲しかったww